日英伊 次期戦闘機3カ国共同開発が本格化
日英伊3か国による次期戦闘機の共同開発事業「グローバル戦闘航空プログラム(GCAP)」の推進体制が本格化している。7月8日、中谷元防衛大臣は記者会見で、前日7日に英国のヒーリー国防大臣、イタリアのクロセット国防大臣とオンラインで防衛相会合を実施し、GCAPの進捗について協議したことを明らかにした。
会合では、GCAPを一元的に管理・運営する政府間国際組織「GIGO(グローバル・インダストリー・ガバナンス・オーガニゼーション)」と、6月20日に設立された日英伊3か国の企業によるジョイント・ベンチャー「エッジウィング」との間で、年内に統合契約を締結する方針で一致した。これにより、プログラムの管理体制がより効率的かつ効果的になり、事業の加速が期待されている。
GIGOは2024年12月に設立され、今年英国のロンドン近郊レディングに本部が正式に設置された。GIGOの運営には日英伊3か国が協力しており、日本からは元防衛審議官の岡真臣氏が初代首席行政官に就任するなど、主体的な役割を担っている。
関連記事
中国共産党が第一・第二列島線で軍事活動を強める中、日本から自衛隊の「戦闘部隊」が初めて米比の合同軍事演習に参加の予定。日米豪比の連携強化と多国間安保網の拡大により、対中抑止に向けた準同盟化の動きがみられる
学者・郭育仁氏は、日本の「インド太平洋特遣隊」が4月の米比日澳演習に参加し、戦後初の地上部隊によるアジア輪番駐留に踏み出すと分析。日米の「双矛」化と南部の網目状同盟で、台湾を囲む抑止網が激変している
防衛省は31日、熊本および静岡の2か所に日本独自開発の長距離ミサイルを正式に配備したと発表した。射程は約1千キロに達し、上海など中国沿海都市を射程圏内に収めることが可能だ。
防衛省は27日、海上自衛隊のイージス艦「ちょうかい」が米国での改修と訓練を経て、巡航ミサイル「トマホーク」の発射能力を確保したと発表した。
イラン革命防衛隊は、ワシントンがイランのエネルギー施設を標的にした場合、米国株を保有するあらゆる企業を「完全に破壊する」と表明した