2024年10月29日、アメリカ軍の空母ワシントン(CVN 73)は西太平洋で「Keen Sword 25」演習に参加した。(アメリカ海軍)

米軍空母艦載機訓練へ向け準備進む 馬毛島で空自隊員60人が勤務開始へ

鹿児島県西之表市に位置する馬毛島で、米軍空母艦載機の陸上離着陸訓練(FCLP)を実施するための自衛隊基地整備が進んでいる。防衛省は6月17日、航空自衛隊の馬毛島先遣隊が7月22日にも現地での勤務を開始すると発表した。これにより、約60人の空自隊員が基地工事中の馬毛島で本格的に勤務することになる。

先遣隊は、今年3月に福岡県春日市の航空自衛隊春日基地で発足し、馬毛島基地(仮称)の運営に必要な規則作成や装備品の受け入れ準備などに従事してきた。これまで約90人規模で活動してきたが、そのうち約60人が段階的に種子島の中種子町にある宿舎に移り、7月下旬からは毎日船で馬毛島へ通勤する予定である。

馬毛島では、航空自衛隊基地の整備とともに、アメリカ軍空母艦載機によるFCLPの移転が計画されている。先遣隊は今後、馬毛島の上下水道や電気の管理、装備品の受け入れなど、基地運営の基礎となる業務を担うことになる。

▶ 続きを読む
関連記事
8月15~20日にかけ、ロシア艦艇が宗谷・対馬海峡を航行し、中国軍機は東シナ海で飛行。北朝鮮も弾道ミサイルを発射した。日本周辺の複数海空域で緊張が続く
日豪両防衛相は、長射程ミサイルの発射試験で協力する方針を確認した。国内で十分な試験空間を確保しにくい日本は、豪州の広大な試験場を活用し、反撃能力の実効性向上を目指す
8月18日午後0時55分ごろ、那覇空港で、航空自衛隊那覇基地所属のF15戦闘機がB滑走路に着陸した後、滑走路上で動けなくなるトラブルが発生した。この影響で、同空港の海側にあるB滑走路が閉鎖された。
8月15日、日本は81回目の終戦の日を迎える。その2日前の13日、ロシアのプーチン大統領が北方領土の択捉島を訪れたという。なぜ今、プーチン大統領は択捉島を訪問したのだろうか
中露艦隊による「日本一周」航行の直後、ロシアと中国の情報収集機が連日、日本周辺を飛行した。領空・領海の侵犯は避けつつ、海空両面から圧力をかけるグレーゾーン行動が続いている。