米軍空母艦載機訓練へ向け準備進む 馬毛島で空自隊員60人が勤務開始へ
鹿児島県西之表市に位置する馬毛島で、米軍空母艦載機の陸上離着陸訓練(FCLP)を実施するための自衛隊基地整備が進んでいる。防衛省は6月17日、航空自衛隊の馬毛島先遣隊が7月22日にも現地での勤務を開始すると発表した。これにより、約60人の空自隊員が基地工事中の馬毛島で本格的に勤務することになる。
先遣隊は、今年3月に福岡県春日市の航空自衛隊春日基地で発足し、馬毛島基地(仮称)の運営に必要な規則作成や装備品の受け入れ準備などに従事してきた。これまで約90人規模で活動してきたが、そのうち約60人が段階的に種子島の中種子町にある宿舎に移り、7月下旬からは毎日船で馬毛島へ通勤する予定である。
馬毛島では、航空自衛隊基地の整備とともに、アメリカ軍空母艦載機によるFCLPの移転が計画されている。先遣隊は今後、馬毛島の上下水道や電気の管理、装備品の受け入れなど、基地運営の基礎となる業務を担うことになる。
関連記事
中国共産党が第一・第二列島線で軍事活動を強める中、日本から自衛隊の「戦闘部隊」が初めて米比の合同軍事演習に参加の予定。日米豪比の連携強化と多国間安保網の拡大により、対中抑止に向けた準同盟化の動きがみられる
学者・郭育仁氏は、日本の「インド太平洋特遣隊」が4月の米比日澳演習に参加し、戦後初の地上部隊によるアジア輪番駐留に踏み出すと分析。日米の「双矛」化と南部の網目状同盟で、台湾を囲む抑止網が激変している
防衛省は31日、熊本および静岡の2か所に日本独自開発の長距離ミサイルを正式に配備したと発表した。射程は約1千キロに達し、上海など中国沿海都市を射程圏内に収めることが可能だ。
防衛省は27日、海上自衛隊のイージス艦「ちょうかい」が米国での改修と訓練を経て、巡航ミサイル「トマホーク」の発射能力を確保したと発表した。
イラン革命防衛隊は、ワシントンがイランのエネルギー施設を標的にした場合、米国株を保有するあらゆる企業を「完全に破壊する」と表明した