セキュリティ・クリアランス制度 運用基準最終案まとまる
政府は、経済安全保障上の重要情報へのアクセスを信頼性が確認された者に限定する「セキュリティ・クリアランス(適性評価)」制度の運用基準の最終案を、1月22日に開かれた有識者会議でまとめた。この制度は、2024年5月に成立した「重要経済安保情報の保護及び活用に関する法律」に基づき、2025年5月の施行を予定している。
セキュリティ・クリアランスは、政府が保有する安全保障上重要な情報にアクセスする政府職員や民間人に対し事前に調査を行い、信頼性を確認した上でアクセスを認める制度。保護の対象となる情報を「重要経済安保情報」として指定する。これにより、国家規模の経済プロジェクトや安全保障に関わる情報が適切に管理される仕組みを構築する。
中国共産党による浸透工作やスパイ活動が国際社会で深刻化し、日本国内でもこれらの脅威が問題視されるようになった。こうした状況を受け、政府はセキュリティ・クリアランス制度を導入し、より包括的な情報保全体制を構築することを決定した。
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