岸田首相、米パパロ司令官と会談 地域における米軍の貢献に謝意
岸田首相は29日、日本を訪問中のサミュエル・パパロ米インド太平洋軍司令官による表敬を受けた。地域の平和と安定に対する米軍の貢献に謝意を表し、日米同盟の抑止力向上に向けて連携していく考えを示した。木原防衛相も同日、パパロ氏と会談し、安全保障環境について意見交換を行なった。
首相は、日本は地域と国際社会の平和と安定に責任を果たし、日米同盟の抑止力を向上すべく、パパロ氏ともよく連携していきたいと述べた。地域をよく理解するパパロ氏の就任は「心強い」とし、インド太平洋軍・在日米軍の貢献に謝意を述べた。
パパロ氏は、安全保障環境が一層厳しさを増す中で、日米同盟の重要性はかつてないほど高まっていると指摘。自由で開かれたインド太平洋を実現するため、日本と協力していきたいと述べた。
関連記事
中国共産党が第一・第二列島線で軍事活動を強める中、日本から自衛隊の「戦闘部隊」が初めて米比の合同軍事演習に参加の予定。日米豪比の連携強化と多国間安保網の拡大により、対中抑止に向けた準同盟化の動きがみられる
学者・郭育仁氏は、日本の「インド太平洋特遣隊」が4月の米比日澳演習に参加し、戦後初の地上部隊によるアジア輪番駐留に踏み出すと分析。日米の「双矛」化と南部の網目状同盟で、台湾を囲む抑止網が激変している
防衛省は31日、熊本および静岡の2か所に日本独自開発の長距離ミサイルを正式に配備したと発表した。射程は約1千キロに達し、上海など中国沿海都市を射程圏内に収めることが可能だ。
防衛省は27日、海上自衛隊のイージス艦「ちょうかい」が米国での改修と訓練を経て、巡航ミサイル「トマホーク」の発射能力を確保したと発表した。
イラン革命防衛隊は、ワシントンがイランのエネルギー施設を標的にした場合、米国株を保有するあらゆる企業を「完全に破壊する」と表明した