ある少女はイギリスのヨークにあるスーパーマーケット(アルディ)に行った後、そこで売られている新しいぬいぐるみを家に持ち帰ることを夢見ていました。しかし、親切な店長に出会わなければ、その夢は破れていたでしょう。
この7歳の女の子アリソンは、欲しいぬいぐるみを買うために、何週間もお金を貯めました。
しかし、やっとの思いで貯めたお金を持ってスーパーマーケットに行くと、ぬいぐるみは売り切れてしまっており、彼女はがっかりしました。
「私の娘は、数週間前に欲しいテディベアを見つけました。しかし、お小遣いを貯めて1週間後に行ってみると、すべて売り切れていました」と、アリソンの母親であるカーター・スティーブンソンさんは、ソーシャルメディアに書いています。
「私たちは店長の元に行きました。このおもちゃを買うために一生懸命貯金してきた娘のアリソンはぼろぼろと涙を流していました。
その子の涙に感動した店長のジェイミー氏は、彼女が欲しがっていたおもちゃを探すために、ヨークにある他のスーパーに電話をかけました。
彼の試みは失敗に終わりましたが、アリソンを助けようと諦めませんでした。
「来週また来てくれるなら、自分の家からおもちゃを持ってくると言っていました」と「代金は要らないと言ってくれました。私は彼の優れた顧客サービスと娘への優しさに本当に感謝しています」とカーターさんは書きました。
感激した母親は、ピンクのぬいぐるみを嬉しそうに持っている娘のアリソンと、娘の隣にいるジェイミー氏の写真をシェアしました。
カーターさんは、アリソンが店長のジェイミーに書いたお礼状を手にしている写真も公開しました。このカラフルな手紙はアリソンが手書きしたもので、ジェイミー氏への感謝を記しています。
カーターさんはその見出しに、「お陰様で素敵な一日を送ることができました。今の世の中で、このような優しさに出会えてとても嬉しいです。アリソンはとても感謝しており、お礼の手紙を書きました!」と書きました。
ソーシャルメディアのユーザーは、この親切な店長の感動的なストーリーに、「優しい」「思いやりがある」と感嘆の声を上げていました。
あるユーザーのコメントに、『まだ良い人が残っていることが知れて嬉しい』というのがありました。
カーターさんはヨークシャーライブの取材に対し、「彼女はぬいぐるみと切っても切れない関係になりました。どこに行くにもぬいぐるみを連れて行き、店長の名前にちなんでジェイミーと呼んでいます」と語りました。
ぬいぐるみをプレゼントするという店長のシンプルで親切な行動が、ヨークのコミュニティを超えて、多くの人に感動を与えました。
(翻訳編集・中川真悟)
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