山東省済寧市の小学校の校門近くに設けられた「眺望台」。生徒を見守るための設備だという。2024年3月4日。(SNSより)

小学校の前に「お立ち台」を設置 相次ぐ児童を狙った「社会報復事件」を受けて=中国 山東

中国では近年、小学校の校門近くで児童や生徒を狙った「社会報復」事件が相次いできた。そのため「対策」に乗り出す学校も現れている。

例えば、山東省済寧市のこの小学校では「眺望台(塔)」という、やや原始的な対策がとられているようだ。登下校する子供たちを見守るため、教師や警備員などが、道端に設けられた5メートルほどの「高い台」の上に立つのである。

アイディアは結構である。しかし、5メートルの高さから下りる時間のロスがあるので、子供たちに暴漢や暴走車が襲いかかった瞬間には、おそらく間に合わないだろう。

▶ 続きを読む
関連記事
南シナ海をめぐる中国とフィリピンの対立が、学術や教育分野にも波及している。フィリピン国防省は、外国政府が支援する学術・文化事業への審査を強化し、中国共産党による認知戦や影響工作への警戒を示した
中国のスパイダーマン上映イベントで動画が削除された。理由は、観客のポスターが「白紙」に見えたから。消さなければ話題にならなかった出来事が、かえって大きな話題になった
米国防総省は先週、外国の大学や学術機関を対象とするブラックリストに、復旦大学、上海交通大学、山東大学を追加した […]
また上映中止…。中国で「公開してもすぐ消える映画」が止まらない。今度は日米伊の制作チームも参加したアニメが公開5日で撤退。映画業界に何が起きているのか
景気低迷が続くなか、例年なら夏の旅行シーズンを迎えている各地で、観光業者から「観光客が少ない」「観光地が閑散としている」との声が相次ぐ