イメージ画像。(China Photos/Getty Images)

相次ぐ「不都合な経済データ」の公表停止 借金の返済不能者が多すぎるからか?=中国

中国経済の衰退が加速するなか、若者の失業率の公表が停止されたように、発表することが「当局にとって不都合な経済データ」について、その更新が相次いで停止されている。

若者の失業率に続いて公表が停止されたのは、中国語で「失信被執行人」と呼ばれる対象、つまり犯罪や借金返済などの債務不履行によって社会的信用を失った者に対してペナルティとして冠せられる「信用失墜者」である。その人数の公表が、ストップされたというのだ。

2023年11月6日以降、中国の最高裁「最高人民法院」の「中国執行信息公開網」が公表してきた「信用失墜者リスト」が今月6日の849万6435人を最後に、その数字の更新を停止した。

▶ 続きを読む
関連記事
日中関係の緊迫化に伴い相次ぐ邦人拘束やレアアース規制。資源依存からの脱却と経済安全保障の強化を迫られる中、ビジネスの建前を排し、自由と尊厳を守る独立国家としての「本心」に目覚め始めた日本を描く論評
中国でまた「お化け」出没。お化けが現れると、街中の店が一斉に閉まる。黒竜江省では2か月で34地域に拡大した異例の集団休業。その「お化け」の正体とは
広西の洪水被災地で、毒ヘビに続き今度は養殖ワニの脱走騒動が発生。当局は「デマ」と否定するも翌日には公安がワニを射殺する映像や写真が拡散。ヘビ流出でも説明は二転三転しており、当局発表への不信感が広がっている
「出演したのにギャラゼロ」。中国で歌手10人以上が未払い報酬を一斉告発。泣き寝入りの実態が明らかになった
中国市場の低迷と地元EV勢の台頭により、VW・BMW・ベンツの販売が3割超減。内燃機関依存や若年層ニーズの変化が影響し、各社は戦略転換と製品削減を迫られている