英空母「クイーン・エリザベス」、年内に初来日 政府は自衛隊との共同訓練を検討
英国の最新鋭空母「クイーン・エリザベス」を中心とする空母打撃群がインド太平洋地域に向けて5月出航し、今年中には日本に寄港する。英国国防省が26日発表した。英空母は28週間にわたる航海のなか、インドや日本、韓国、シンガポールほか40カ国以上の国々と70以上の訓練実施を予定している。
岸信夫防衛大臣は自身のツイッターで、「空母『クイーン・エリザベス』を中心とする英空母打撃群の日本寄港を歓迎いたします。長い歴史と伝統を有する日英関係が”新たな段階”に入った象徴であり、『自由で開かれたインド太平洋(FOIP)』維持・強化の為、共同訓練を実施する等、英国と緊密に連携してまいります」と述べた。
ウォレス英国防相は同日、声明を発表した。国名を明言せずに、クイーン・エリザベスの派遣について「国際秩序の脅威へと立ち向かう我々の姿勢を示すものである」と述べた。
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