中国当局、SNSライバーやインフルエンサーにも許可制
毎年恒例の政治イベントである「両会(全国政治協商会議と全国人民代表大会)」の開幕を迎えた中国当局はこのほど、SNS上でライブ配信などを行うライバーやインフルエンサーに対して、政治などの内容を取り上げる際、当局の許可が必要との新規定を発表した。当局は言論統制のさらなる強化措置として、1月末、セルフメディアに対して許可制を導入したばかりだ。
中国のネット検閲当局、国家インターネット情報弁公室は2月、ネット上でのライブ配信や生放送に関する管理監督ガイドラインを新たに出した。ガイドラインは、ライブ配信や短編動画配信を行うウェブサイトに対して厳しく規範化し、ライバーのアカウントを「分類して管理する」とした。
中国版ツイッター微博(ウェイボー)や検索エンジンの百度(バイドゥ)を含む主要プラットフォームは、ユーザーに対して、当局の「インターネット・ニュースサービス許可証明書」を得ていない場合、政治、経済、軍事、外交、社会的事件などの話題について、投稿または評論してはならないとの通知を出した。
関連記事
米軍によるマドゥロ氏拘束は、中国の外交・経済的影響力の限界を露呈させた。巨額融資や軍備提供による北京の西半球戦略は、トランプ版モンロー主義を掲げる米国の実力行使により、崩壊の危機に瀕している
中国を代表する博物館・南京博物院で、名画流出疑惑に続き、香炉の変色や金製彫像の異変が話題に。本当に文化財は守られているのか、不信が広がっている
年末の上海。公園で露宿していたとみられる男性が死亡した。動画のコメント欄に並んだのは「朱門酒肉臭、路有凍死骨」。古い言葉が、いまの現実と重なっている
日本では、運が悪ければ上から落ちてくるのは鳥のフンくらい。だが中国ではスケールが違う。包丁にハサミ、レンガ、さらには糞便まで。上を向いて歩く理由が、そこにある。
習政権が中国に残したもの。中国社会はここまで来た。独裁と崩壊を告発する長文が、海外の投稿企画で入賞した。