【書評の「本」懐】『愛すべき名歌たち』阿久悠著(その二)
【大紀元日本3月11日】戦後という時代の手触り
高峰三枝子さんが歌った『湖畔の宿』(1940)のレコードを、17歳で海軍に志願した兄が神戸で買ってきます。兄の出征後どういう訳か引っ張り出して、阿久悠さんはこのレコードをよく聴きました。お兄さんは19歳で戦死します。兄が唯一遺してくれたレコードを、戦争が終わった押入れの中で布団をかぶって聴きました。
こっそり隠れるように聴かざるを得なかったのです。何不自由なく音楽を聴くという体験が、歌謡体験の最初に置かれてはいませんでした。そうではなかった原初体験が、阿久悠さんの作詞家としての出立に大いに影響を及ぼしています。
関連記事
憎しみは、攻撃性や否定的判断に関わる脳の働きを強め、共感を弱める可能性があります。怒りが憎しみに変わる仕組みと、慈悲によって心を立て直す視点を紹介します。
トマトの害虫対策は、農薬だけに頼らず「植える組み合わせ」を工夫するのも一つの方法です。マリーゴールドやバジルの活用、実を元気に育てるための栄養管理まで、家庭菜園で役立つポイントを紹介します。
休日に強い運動をする前には、体を徐々に目覚めさせる準備が大切です。膝やもも裏のケガを防ぐために、運動前に取り入れたい10のウォーミングアップを紹介します。
無糖茶は健康的に見えても、商品によってはナトリウムや添加物を含むことがあります。腎臓をいたわるために知っておきたい飲料の選び方、低ナトリウム塩の注意点、無理なく減塩するコツを紹介します。
夫婦の口論は、怒りのまま続けるほどこじれやすくなります。いったん距離を置く、呼吸を整える、非難を質問に変えるなど、関係を傷つけずに気持ちを伝える4つの方法を紹介します。