「英雄の名誉を侵害」で実刑
毛沢東を風刺した芸術家に懲役3年 家族も中国を出られず
中国で今なお「英雄」として扱われる毛沢東。その一方で、大躍進や文化大革命で膨大な犠牲を生んだことから、「史上最悪の殺戮者の一人」とも評される人物だ。
その毛沢東をひざまずかせた彫刻などを制作してきた中国人芸術家、高兟(ガオ・ジェン)氏に8月25日、懲役3年の判決が言い渡された。
高氏は弟とともに、毛沢東や中国共産党を風刺する作品を長年制作してきた。代表作には、毛沢東がひざまずいて反省する姿を表した彫刻や、毛沢東に似た人物たちがキリストに銃を向ける作品がある。
関連記事
中国経済の減速が深刻化している。不動産市場の急落や消費低迷、デフレ圧力が強まるなか、債務残高は対GDP比で300%を突破。従来の投資主導策が限界を迎えるなか、当局が活路を託す先端技術・AI戦略の行方を追う
倒れた高齢者を助けたら、約45万円を支払うことに。防犯カメラに一部始終が残っていてもこの結末。中国でまた「うかつに人助けできない」現実が波紋を広げている
中国で、ファーウェイは笑ってはいけない。「公衆トイレ→」の矢印が偶然ファーウェイを指して見え、ネットは大喜び。すると看板は交換され、矢印は別の方向へ。冗談の相手が悪かった
外資が去り、店が閉まり、仕事も減る。中国一の経済都市・上海で何が起きているのか。本紙記者が現地の声を聞いた