2025年11月20日、タイ・バンコクのショッピングモール内にあるカナダのコーヒーチェーン「ティム・ホートンズ」。(Lauren DeCicca/Getty Images)

カナダ・コーヒーチェーン「Tims中国」累積損失700億円超 中国進出後 黒字化できず

カナダ発のコーヒーチェーン、ティム・ホートンズの中国事業「Tims中国」は、2019年に中国本土へ進出して以降、黒字化できていない。2026年6月末時点の累積損失は約33億1千万元(約700億円)に達した。第2四半期の売上高は前年同期比21.7%減、既存店売上高は同17.8%減だった。

「Tims中国」を運営するTims天好咖啡が8月18日に発表した決算によると、2026年上半期の売上高は5億3千万元(約110億円)で、前年同期比18.4%減少した。純損失は2億700万元(約43億円)となり、前年同期の1億3500万元(約28億円)から約53%増えた。

第2四半期の売上高は2億7300万元(約57億円)で、前年同期比21.7%減だった。純損失は前年同期の7590万元(約16億円)から9740万元(約20億円)に拡大した。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の蓄電池産業で供給過剰への懸念が強まっている。2026年上半期の新規導入は前年同期比18%減。当局は増産計画の点検に乗り出し、価格競争や業界再編、海外輸出の拡大に伴う貿易摩擦も焦点となっている
中国の8月CPIは前年同月比0.8%、PPIは3.8%上昇した。背景には原油や非鉄金属の価格上昇があり、内需は依然低迷。不動産不況に加え、郎咸平氏が指摘した「賃金総額はGDPの8%」という所得分配の問題もみる
中共人民銀行が8月に20トン超の金を購入し、22か月連続で金準備を拡大した。香港では金保管能力を2千トン超へ拡大する計画も進む。背景に脱ドルや経済制裁への備えがあるとの分析が出ている
中共は9月1日、32年間続いた外国人への配当所得の免税措置を廃止した。外資系企業から受け取る配当には20%の個人所得税が課される。経過措置はなく、発表当日に施行
中国の自動車各社で2026年上半期の減益・赤字が相次いだ。BYDは純利益が前年同期比20.5%減。値下げ競争と需要鈍化で収益が悪化し、主要5社の損失は計約2810億円に上った