2026年8月17日、賴清徳総統は総統府で、行政院から2027年度中央政府総予算案について説明を受けた。(中華民国総統府提供)

台湾GDP 11.05%増の見通し 防衛予算は初の1兆台湾ドル超へ

台湾当局は2026年の実質GDP成長率見通しを前年比11.05%へ上方修正した。AI関連需要を背景とする高成長を受け、政府は2027年度の防衛予算を初めて1兆台湾ドル超へ引き上げ、GDP比3%超を目指す方針を示した。

台湾の賴清徳総統は8月17日、2027年度の中央政府総予算案について、歳入と歳出の均衡を維持し、新たな国債を実質的に発行しない前提で、2357億台湾ドル(約1兆1800億円)の追加歳出を計上すると明らかにした。

政府は2027年、全国民に1人当たり1万台湾ドル(約5万円)を一律に給付する方針である。防衛関連予算は通常予算と特別予算を合わせ、初めて1兆台湾ドルを超える1兆1225億台湾ドル(約5兆6100億円)となる見通しだ。

▶ 続きを読む
関連記事
台湾の漢光42号軍事演習は、分散型指揮、予備役動員、通信障害、重要施設防護、海上封鎖対策までを検証。軍・政府・企業・民間が連携し、中国の侵攻やグレーゾーン圧力に備える総合防衛体制を試した
台湾の裁判所は8月11日、中国共産党(中共)政権の指示を受けて台湾の選挙に介入した罪などで、中国出身の活動家に懲役7年を言い渡した。
中国共産党軍とインドネシア海軍が台湾東部海域で航行演習を実施することについて、中華民国大陸委員会は8月11日、中国共産党(中共)による軍事的挑発行為は、中華民国の主権を著しく侵害し、地域の安全を脅かすものだと強く非難した。
香港空港で中国本土から米国へ向かう一部乗客に「二次検査」が実施された。中共の新たな出入国管理規定の施行前から、香港で出国管理が強まる動きが注目されている