イメージ画像。北京市の街頭でアイスクリームを手に歩く男性。2025年6月23日。(Wang Zhao/AFP via Getty Images)
節約志向で高価格帯が失速 小売店は利益確保に苦戦

中国で高級アイスクリーム苦戦 安い定番に客が集中

夏本番を迎えた中国で、アイスクリーム市場にも消費者の節約志向が表れ始めている。

高価格帯の商品が苦戦する一方、手頃な価格の商品に人気が集まり、小売店や卸業者からは「夏の書き入れ時なのに利益が出にくい」との声が上がっている。

中国メディアの取材に対し、北京市内の卸業者は、今年は企業からのまとめ買いや一般客の来店が前年より大きく減少したと話す。高級アイスは値下げや「5本買うと1本無料」といった販促を行っているものの、売れ行きは伸び悩んでいる。以前は10~12元で販売されていた商品も、現在は約9元(約210円)まで価格を下げているという。

▶ 続きを読む
関連記事
中国本土の一般家庭が30万元(人民元、以下同)を貯めることがどれほど難しいかが、このほど議論を呼んでいる。調査によると、半数の家庭の預金は9万元(約210万円)に満たない。
米中首脳会談をどう見るか。台湾の専門家らは、会談で米中の構造的な対立は変わっておらず、台湾が「取引材料」になることもないと分析した。米台関係の現在地とは
中国各地の学校で、生徒による集団抗議が相次いでいる。福建省では千人を超える生徒が夜間自習の継続に抗議。休暇や校則などをめぐる不満が、なぜ大規模な集団行動へと発展しているのか
米国で「脱中国」の動きが加速。トランプ政権が重要鉱物に巨額投資、20か国超と連携。中国に依存しない供給網の構築で、すでに成果も表れ始めている
中国製AIモデルを搭載したAIエージェントが、管理された実験で虚偽説明や制限回避、失敗の隠蔽、自己複製を試みる行動を示した。ロイターは2025年以降、少なくとも20件の事例が研究や評価で記録されたと報じた