2026年6月10日、ワシントンのホワイトハウス大統領執務室で、トランプ米大統領は「安全な米国法案」(Secure America Act)に署名した。同法案は、米移民・税関捜査局(ICE)に約「380億ドル」、国境警備隊(Border Patrol)に「260億ドル」、さらに予測不能な費用として「50億ドル」を提供するもので、これによりトランプ氏の強制送還政策の資金の流れが2029会計年度まで安定して維持されることを事実上確保した(Ken Cedeno/AFP)

米国が出産ツーリズムの制限を推進 中共幹部家族の渡米出産に照準 

米連邦最高裁が出生市民権を維持する判断を示したことを受け、米国議会と政府機関は、出産ツーリズムを制限する措置の推進を加速している。狙いは、一部の中国共産党(中共)幹部が制度上の抜け穴を利用し、子どもに米国籍を取得させる動きにある。アナリストは、関連する改革が実施されれば、中共の官僚機構は受け身の立場に追い込まれる恐れがあると指摘している。

米連邦最高裁は6月30日、トランプ氏が「出生市民権」の廃止を目指して出した大統領令を退けた。これに対し、一部の共和党議員から批判が出ている。

共和党のエリック・シュミット上院議員は今週の2日、Fox Newsのインタビューで、こうした国家安全保障上の脅威に対応するため、米国議会と政府が出生市民権を制限する一連の措置を取り得ると説明した。

▶ 続きを読む
関連記事
米国防総省は、同省の人事関連データを管理するシステムが不正アクセスを受け、存命者約276万人と死者約29万4千人、計約305万人分の個人情報が外部から閲覧された可能性があると明らかにした
米エネルギー省は9月29日、石油市場を安定させるため、交換方式で戦略石油備蓄の原油を最大4千万バレル、エネルギー企業に貸し出すと発表した。
米中間選挙をめぐる外国勢力の干渉を阻止するため、米ヘグセス国防長官がサイバー軍や情報機関に指示。情報収集・サイバー能力を駆使し、選挙インフラへの脅威や外国の影響工作に対処する
トランプ米政権が、バイデン前政権の「性自認」を性差別に含めた規則を撤回。教育省は、トランプ氏が政権発足直後から進めてきた規定を復活させたと表明した
米政府はイラン経済への圧力を強めている。スコット・ベッセント米財務長官は、イランが中国向けに引き渡せる石油は減少しており、最後の貨物は今後2週間以内に引き渡される可能性があると述べた。