北京の国家信訪局の来訪受付窓口。(国家信訪局)
地方で拒まれ 北京でも拒まれる

北京への直訴 新ルールでさらに困難

行政にも裁判にも頼れない。最後の望みを託し、中国各地から人々が向かうのが北京の国家信訪局(陳情局)だ。国に直接助けを求める、最後の窓口である。

しかし、その入口では、想像を超える光景が日常となっている。

陳情民たちは受付を済ませるだけのために、2日近く屋外で並び続ける。折り畳み椅子で仮眠を取り、乾パンやカップ麺で空腹をしのぎ、列を離れれば何十時間も待った順番を失うため、水を飲むことさえ控え、トイレも我慢しながら耐え続ける人も少なくない。

▶ 続きを読む
関連記事
中国が海外所得への課税を強化。「海外収入が疑われれば出国制限もあり得る」と現地弁護士が警鐘を鳴らす
返済したはずなのに、銀行から突然「未払い」と請求。中国で銀行提携の融資アプリを巡る集団被害が発生。返済金が銀行へ届かず...
中国の最高幹部がそろって姿を見せるはずだった恒例会議が、今回は確認できなかった。過去には、この会議を欠席した幹部がその後失脚した例もあり、今回の動きに注目が集まっている
「悟空、早く芭蕉扇を持ってきて!」中国・新疆の火焔山で地表温度が84℃を記録。目玉焼きどころか、素手で触れればやけどする熱さ。「西遊記」の舞台は現実の灼熱地獄である