イメージ画像。(Hector Retamal/AFP/Getty Images)
海外との交流に報告求める動き

中国 公務員に広がる「海外の友人と会えない」空気

海外に住む友人と会うだけで、職場への報告を求められる。そんな空気が、中国の公務員社会で強まっているという。

本紙の取材によると、警察、検察、裁判所などの関係者の間で、海外在住者との接触を避ける動きが広がっている。背景には、中国当局が公務員と海外との接触に神経をとがらせていることがある。

中国の司法関係者は本紙に対し、「今年に入ってから、海外の人との接触はリスクとして扱われるようになった」と明かした。海外在住の友人や親族と会う場合、事前報告を求めるケースがあり、場合によっては接触自体を避けるよう指導されることもあるという。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の長鑫科技が次世代DRAMの4F²構造で開発進展を発表し、半導体大手の株価が下落した。一方、量産規模や歩留まりは不明で、短期的な競争への影響を市場が過大評価しているとの見方も出ている
中国・成都の住民が、ロシア帰国者の死亡とペストとの関連を示唆する話を医師から聞いたと証言。地元当局は関連情報をデマと否定する一方、感染情報は非公開と説明した。中国国内の患者や死亡例の真偽は確認できていない
中国で高級食材「上海ガニ」が値崩れ。餌代は高騰、売り上げは激減。「もう養殖をやめたい」と生産者が悲鳴を上げている
誘拐され、脅されて借金を背負わされた中国の俳優。金はすべて犯罪組織に奪われたのに、救出後も返済を続けている。事件は国営テレビでも報道され、被害は明白。それでも救われないのはなぜ?
中国の病院職員2人がタイ旅行中、ホテルのプールで死亡。「臓器を奪われた」との噂が広がった。当局は否定したが、疑念は消えない。なぜ人々は、そこまで疑うのか