中国本土の消費市場の冷え込みが続いており、商店側もその変化をますます実感している。写真はイメージ。( Getty Images)

中国で広がる消費冷え込み 党機関誌も「内需不足」認める

中国本土の消費市場で冷え込みが続き、商店側もその変化を強く実感している。上海や成都などの商店主や住民は取材に対し、「顧客の消費は前年と比べ明らかに減少している」と証言した。

専門家は「国民に消費需要がないのではなく、将来の不安から消費に踏み切れない状況だ」と指摘し、中国共産党(中共)政権が長年推進してきた「内循環」政策が機能不全に陥っているとの見方を示した。

上海で衣料品卸売業を営む浙江省温州出身の劉さんは、「旧正月後、取引先の仕入れ姿勢が以前より慎重になった」と語った。

▶ 続きを読む
関連記事
中国共産党の5中全会が10月26日に開幕。専門家は、習近平が長年人事を担ってきた陳希の勢力「陳家軍」を粛清の標的にしていると分析。党内の権力闘争や第21回党大会に向けた動きを読み解く
中国経済が不動産不況、消費低迷、過剰投資、巨額債務に直面している。GDPに占める消費の割合は約56%と低く、貿易摩擦も拡大。経済学者マイケル・ペティス氏の分析をもとに、中共当局が経済構造を改革できない理由を探る
廃車になるほど大破した中国製EV。しかし、エアバッグは一つも開かなかった。メーカーの説明に所有者は猛反発。車の安全性をめぐり疑問が広がっている
「3日間、何も食べていません…」涙ながらに訴える青年を助けようと、高齢者が次々と商品を購入。79歳の女性は会いに行こうとまでした。ところが、この青年、実在しなかった。中国で広がるAIの「泣き落とし商法」
唐辛子工場が燃えたら、街中が咳の嵐!中国で異例の騒動。燃えたのは、あの「ゴーストペッパー」だった?