出所直後の徐光氏(右)と、後に公安へ連行された民主活動家の毛慶祥氏(左)。2026年5月、中国浙江省杭州市。(動画よりスクリーンショット)
いまも続く天安門事件封殺

「天安門事件を忘れるな」投稿した中国の民主活動家を連行

「天安門事件を忘れるな。民主のために人生を捧げてきたことに、私たちは何の後悔もない」

4年の服役を終えて出所した中国の民主活動家・徐光(じょ・こう)氏は、衰弱した体でそう呼びかけた。

徐氏は浙江省杭州(こうしゅう)の民主活動家で、1989年の天安門事件につながった民主化学生運動に参加した元学生リーダーの一人である。長年にわたり中国当局から厳しい監視を受けてきた人物で、2022年には「尋釁滋事罪(社会の秩序を乱した罪)」で懲役4年の判決を受けた。

▶ 続きを読む
関連記事
福建省漳州刑務所に収容されていた元収容者が、劣悪な生活環境、強制労働、体罰、政治教育の実態を証言した。中国の刑務所における人権侵害の一端が浮かび上がっている
中国・広西で洪水により養殖場が破壊され、約900匹のヘビが逃走。コブラ流出の懸念も広がり、住民の咬傷被害が発生、1人が死亡。産業への影響も懸念されている
中国広西で豪雨とダム決壊により大規模洪水が発生。貴港市の学校では1万人超の教職員と学生が孤立し、物資不足や避難遅れが深刻化。毒蛇流入の報告もあり、救助体制の不備が浮き彫りとなっている
EVやAI、海外の港への投資まで軍事戦略と一体化。中国が進める世界規模の構想とは?
習近平政権は「反腐敗は長期戦」と強調。しかし内部関係者は、「本当の狙いは不忠な幹部の排除だ」と指摘する