日本の防衛産業の覚醒が中共に不安を与える
数十年にわたり、多くの日本企業は「政経分離」原則を堅持してきた。これにより、日米安全保障同盟によって自国の安全を確保しながら、中国大陸における広範なサプライチェーン・工場・市場の構築を含む、中国との深い経済的結びつきを両立させてきた。
2020年代に入り地政学的緊張が高まるにつれ、各社は「中国内製造・中国市場向け(In China, For China)」戦略へと転換した。中国市場向けのローカル運営を構築しつつ、西側市場向けには独立したサプライチェーンを維持しようとしたのである。
しかし、中共から利益を得ることは次第に困難になってきた。中共政府は資本流出に対して厳格な規制を課している。外国子会社は毎年の監査を完了し、地方税を納付しなければならず、さらに配当を分配する前に税引き後利益の10%を強制準備基金に積み立てることが義務づけられている。残余資金には源泉徴収税が課され、サービス費用や関連会社間融資などの回避策は往々にして監査と制裁の対象となる。このため多くの西側企業は、中国では名目上は黒字でも、実際には資金を国外に送金できない状況に置かれている。
関連記事
小泉進次郎防衛相は7月8日、防衛相として初めてNATO首脳会合関連行事に参加し、20か国以上の国防相らと意見交換を行った。欧州大西洋地域とインド太平洋地域の安全保障は一体不可分であるとの認識を示し、同志国が地域を越えて結束する重要性を訴えた
沖縄県石垣市の尖閣諸島周辺の領海に7日、中国海警局の船2隻が侵入し、海上保安庁が退去させた。中国海警船による同海域への領海侵入は、6月10日以来である。
中共軍が原子力潜水艦から太平洋へSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)を異例の試射。日本、豪州、NZ、台湾が相次ぎ懸念を表明した。試射の背景には、核抑止力の誇示と南太平洋での影響力を巡る思惑が見え隠れする
政府は6日、中国側から弾道ミサイルを発射するとの説明を受けたと発表。発表では中国水路当局から「宇宙ゴミ落下に伴う区域の設定を行う」との情報を受け取ったが、その区域は日本の排他的経済水域、EEZの一部が含まれていることが判明した
日米などの多国間演習で、海上自衛隊の潜水艦が退役した米輸送艦「ジュノー」を魚雷で撃沈。精密打撃や統合作戦能力の向上を目的とした実弾訓練の一環で行われた