大西洋航行中の客船でハンタウイルス集団感染 WHOがヒトからヒトへの感染の可能性を示唆
世界保健機関(WHO)は5日、大西洋を航行中のオランダ客船でハンタウイルスの集団感染が発生し、まれな「ヒトからヒトへの感染」の可能性があると発表した。現時点で乗客3人が死亡し、複数人が感染している。
一般にハンタウイルスはネズミなどのげっ歯類を介して感染し、汚染された空気を吸い込むことで感染するとされている。しかし今回は状況がやや特殊で、WHO専門家のマリア・ファン・ケルクホーフェ氏は、非常に密接な接触がある状況下ではヒトからヒトへの感染が生じた可能性があると述べた。ただし公衆全体へのリスクは依然として低いとも強調した。
現在、船内は厳格な管理下に置かれている。AP通信が入手した映像によると、船全体がほぼ封鎖状態にあり、乗客は客室内に隔離され、公共エリアはほぼ無人となっている。医療スタッフは防護服を着用し、小型ボートで船に乗降しながら患者の対応にあたっている。
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