Metaが、中国発のAIスタートアップ企業Manusを20億ドルで買収する計画について、中国共産党(中共)当局は規定違反を理由に差し止めた(Ezra Acayan/Getty Images)

米中首脳会談控え Metaの中国AI企業買収計画が頓挫

Facebookの親会社Metaが、中国発のAIスタートアップ企業Manusを20億ドルで買収する計画について、中国共産党(中共)当局は規定違反を理由に差し止めた。Manusはすでに本社をシンガポールへ移し、中国での事業も停止していたが、北京当局の厳しい審査対象となり、幹部が事情聴取を受けたほか、一時、出国を制限された。分析では、米中首脳会談を控えた時期に起きた今回の動きは、両国のハイテク競争の激化を反映するとともに、中共がAIなどの機微分野に対する越境規制を強めていることを示すものだと指摘している。

Metaが昨年12月にこの買収計画を発表した。取引額は20億ドルを超える。

Manusは中国人エンジニアが創業したAIスタートアップ企業で、同社が開発した「人手を介さずに処理を進める自動化AI」技術は、シリコンバレーで注目を集める一方、北京当局の関心も集めていた。

▶ 続きを読む
関連記事
英ブリティッシュ・エアウェイズのラスベガス行き便で、着陸前に携帯電話が発火した。FAAは調査を進めており、リチウム電池関連の航空事故増加で警戒が高まっている
前回大会王者のアルゼンチン(FIFAランク1位)は、ワールドカップの初戦で北アフリカの強豪アルジェリア(同28位)と対戦。FWリオネル・メッシ選手が今大会初となるハットトリックを達成し、アルゼンチンが3-0で勝利した
パリの老舗百貨店BHVマレが、中国発のSHEINとの提携解消を発表。児童を模した性愛ドールの販売トラブルや環境問題で猛抗議を浴び、運営会社は出店を「戦略的ミス」と認め店舗売却へ
19日の停戦合意の署名後、ヴァンス副大統領率いる交渉団がイランの核兵器解体に向けた60日間の技術協議を開始する
米軍はオーストラリア南東部に海兵隊向けの恒久的な武器備蓄拠点を設ける計画だ。インド太平洋で軍事拡張を進める中共への抑止力強化を狙っている