日本が武器輸出規制を緩和 専門家「軍事的抑止力が強化される」
日本政府は「防衛装備移転三原則」を正式に改定し、数十年にわたる殺傷性武器の輸出禁止令を廃止、防衛協定を締結した17か国への完成品武器の販売を解禁した。専門家は、この措置は日本が中国共産党(中共)の軍事的膨張に対応し「2022年国家安全保障戦略」を具体化したものであり、民主主義国家の集団防衛に新たな推進力をもたらすと指摘する。
日本政府は21日の閣議および国家安全保障会議(NSC)において、防衛装備品の輸出ルールを定める「防衛装備移転三原則」とその運用指針を改定した。これにより、完成品輸出を非戦闘目的に限定していた「5類」規定が廃止され、原則として殺傷能力を持つ武器の輸出が認められる。米国などの事情を考慮し「特別な事由」がある場合は、例外として紛争中の国への武器輸出も認め得るとした。
この措置は、日米同盟および有志国の抑止力強化と、国内の防衛産業基盤の底上げを目的としている。
関連記事
8月15日、日本は81回目の終戦の日を迎える。その2日前の13日、ロシアのプーチン大統領が北方領土の択捉島を訪れたという。なぜ今、プーチン大統領は択捉島を訪問したのだろうか
中露艦隊による「日本一周」航行の直後、ロシアと中国の情報収集機が連日、日本周辺を飛行した。領空・領海の侵犯は避けつつ、海空両面から圧力をかけるグレーゾーン行動が続いている。
日本の2026年版防衛白書は中共を日本にとって最大の戦略的挑戦と位置づけ、台湾情勢の緊迫化に警戒感を示すとともに、日米防衛提携を強化する姿勢を示した
北朝鮮は8月12日午前5時59分ごろ、北朝鮮東岸付近から少なくとも1発の弾道ミサイルを東方向へ発射した。日本海にある日本の排他的経済水域(EEZ)の外側に落下したと推定されている
70年続いた日中の経済的相互依存に変化の兆し。レアアース輸出制限、台湾情勢、防衛費増額など、日本が進める「戦略的自律」への動きを詳しく解説する