北京のカフェで全国人民代表大会の開幕式の生中継を見る男性。2026年3月5日。(Pedro PARDO/AFP via Getty Images)
表の失踪や資格停止が続く

中国の国会・全人代に113の空席 軍高官も消える

日本の国会にあたる全国人民代表大会の開幕式で、100人以上の代表が欠席する異例の状況となった。

3月5日、北京の人民大会堂で開幕した会議には、本来2878人の代表が出席する予定だったが、実際に出席したのは2765人だった。欠席者は113人で、全体の約4%にあたる。

この人数は、新型コロナ対策が厳しかった2022年(161人欠席)を除けば、習近平政権下で最も多い。近年の欠席者は数十人規模にとどまっており、2023年は25人、2024年は56人、2025年は49人だった。

▶ 続きを読む
関連記事
トランプ氏が年内のトルコ・中国訪問を電撃表明。カタールから贈られた新大統領専用機を背に、世界の勢力図を揺るがす「大国外交」への野心を語った。9月の習近平氏訪米を控え、次なる一手は何か
中国・深圳の貿易展示会で、外国人を雇ったサクラ動員疑惑が浮上。数百人の出展者が返金を求めて抗議し、警察も出動
中国で広がる粛清の嵐、習近平の身内や浙江派も調査の標的に。SNSまで調べる異常な忠誠審査と、サインを拒み自己保身に走る中共官僚の闇
中国で医療事故で生後5か月の娘を亡くした遺族が警察署に居座り抗議。全国から支援者が駆けつけ、一つの家族の訴えが大きな広がりを見せている
中国で盗撮が産業化。映像は売買され、脅迫や金銭要求に悪用されることも