アヒルの首専門店が4000店閉店
中国 街から消えた庶民の味 景気悪化の深刻さ
鴨脖(ヤーボー)とは、アヒルの首を醤油や香辛料で煮込んだ中国の料理である。日本で言えば、駅前や商店街に並ぶからあげ店やたこ焼き店のように、気軽に買える庶民のおやつとして親しまれてきた。
その代表的なチェーンが「絶味鴨脖(ジュエウェイ・ヤーボー)」である。一時は、街を歩けば必ず目にするほど店舗が広がったが、現在は急速に姿を消している。会社は赤字に転落し、約1年半の間に4千店が閉店したとみられる。
背景には、中国経済の冷え込みがある。給料の伸び悩みや雇用の不安定化が進む中、外食やおやつへの支出は抑えられやすい傾向にある。
関連記事
中国本土の一般家庭が30万元(人民元、以下同)を貯めることがどれほど難しいかが、このほど議論を呼んでいる。調査によると、半数の家庭の預金は9万元(約210万円)に満たない。
米中首脳会談をどう見るか。台湾の専門家らは、会談で米中の構造的な対立は変わっておらず、台湾が「取引材料」になることもないと分析した。米台関係の現在地とは
中国各地の学校で、生徒による集団抗議が相次いでいる。福建省では千人を超える生徒が夜間自習の継続に抗議。休暇や校則などをめぐる不満が、なぜ大規模な集団行動へと発展しているのか
米国で「脱中国」の動きが加速。トランプ政権が重要鉱物に巨額投資、20か国超と連携。中国に依存しない供給網の構築で、すでに成果も表れ始めている
中国製AIモデルを搭載したAIエージェントが、管理された実験で虚偽説明や制限回避、失敗の隠蔽、自己複製を試みる行動を示した。ロイターは2025年以降、少なくとも20件の事例が研究や評価で記録されたと報じた