横転したトラックから散乱した日用品を持ち去る人々。中国・河南省鹿邑県の事故現場、2025年12月(動画より)
繰り返される同様の光景 専門家は道徳と経済の悪化を指摘

トラック横転 事故現場で日用品が次々持ち去られる=中国

中国・河南省鹿邑(ろくゆう)県で2025年12月25日午前6時ごろ、走行中のトラックが横転し、積み荷の一部が周囲の人々に持ち去られる出来事が起きた。事故直後の様子を捉えた動画がネット上に広まり、過去にも何度も起きてきた同様の出来事と重ねて、再び議論が起きている。

事故は、トラックが道路脇に停車していたレンガ運搬車と衝突したことで発生し、双方の車両が損傷した。横転したトラックには、石けんやシャンプー、洗剤などの日用品が積まれており、衝突のはずみで多くが路上に散乱した。周囲にいた人々が次々と集まり、「持っていくな」と制止する声が上がったものの、それを無視して荷物を抱え、現場を離れる姿が相次いだ。

この件について、地元警察は事実関係を認めていると、中国メディアが報じている。

▶ 続きを読む
関連記事
CCTV春晩が異例の青・黒基調に。例年の赤一色から一転し、SNSで「暗い」と話題。「赤馬紅羊劫」の伝承がささやかれ、1966年の文革を想起させる不穏な演出に注目
中国の新年コンサートで「踏馬迎春」という曲が話題に。馬年の縁起語のはずが、発音は強い罵り言葉とほぼ同じ。祝福か皮肉か。ネットでは「本音のガス抜き」との声も
中国の旧正月特番が炎上。「4時間笑えなかった」との声に加え、批判コメントが表示されない疑惑も拡大
中共は輸入関税の全面免除を通じて対アフリカ経済関係の拡大を打ち出しているが、専門家からは、経済支援の側面だけでなく外交・政治戦略としての狙いを指摘する声も上がっている
米テキサス州のケン・パクストン司法長官は17日、ネットワーク機器メーカー「ティーピーリンク」を提訴したと発表した。訴状では、同社が製品の販売にあたり誤解を招く宣伝を行ったほか、中国共産党が米国の消費者の所有する家庭内機器にアクセス可能になると指摘