小泉進次郎防衛相 Getty Images

防衛費が過去最大の9兆円超 迎撃困難な「極超音速誘導弾」など取得

2026年度予算案が26日、閣議決定された。防衛予算の総額は過去最大の8兆8千億円余り(歳出ベース)で、米軍再編関係経費など含めると9兆円を超えた。

防衛費は、前年比3.8%増で、12年連続で過去最大を更新。

敵の射程圏外から攻撃する「スタンド・オフ防衛能力」の強化の一環として、国産の「12式地対艦ミサイル」の改良型の取得におよそ1770億円を計上するほか、探知や迎撃が難しいとされる「極超音速誘導弾」の取得におよそ300億円を計上する。

▶ 続きを読む
関連記事
航空自衛隊は2026年度の4〜8月、ロシア軍機や中国軍機に対応して347回の緊急発進を実施した。中国機への対応は累計215回で全体の約62%。ロシア機も8月に48回へと増加し、沖縄のF-15トラブルは現場負担を浮き彫りにした
那覇空港で航空自衛隊F-15の緊急着陸と主脚損傷が3週間内に相次ぎ、民間便にも影響が広がった。南西地域の防空任務を支える那覇基地では、高いスクランブル負荷と機体整備・再発防止が課題となっている
小泉防衛相は原子力潜水艦について、「選択肢を排除せず検討する」と表明した。長時間の潜航や高速航行といった利点がある一方、静粛性、法制度、世論などの重い課題も残る
インドネシアの大規模な森林・泥炭地火災を受け、陸自CH-47を搭載した輸送艦「くにさき」が到着した。自衛隊が海外でヘリによる空中消火を行うのは初めてで、約330人が現地機関と連携して活動する
小泉進次郎防衛相は、退職自衛官と家族を支援する新組織の創設に意欲を示した。隊員数が22万人を下回るなか、再就職や給付、医療・家族支援を一元化し、人材確保と離職抑制を図る