東南アジア豪雨で死者600人超
豪雨に見舞われた東南アジアの複数の国で、洪水や土砂崩れによる死者が合わせて600人以上に達した。インドネシアでは、熱帯低気圧に伴う豪雨が洪水や土砂崩れを引き起こし、死者は442人となった。タイ南部でも「300年に一度」とされる洪水が発生し、約170人が死亡した。ベトナムでも深刻な土砂災害が報告されている。
専門家によると、今回の豪雨は「ラニーニャ現象」と「インド洋ダイポール(IOD)」の相互作用によるものだという。ラニーニャ現象は、ペルー沖の海面水温の低下を引き起こし、インド洋ダイポールはインド洋の東西で海水温が平均を大きく上回る現象で、いずれも東南アジアで強い降雨をもたらしやすい。今年は両者が重なったことで、豪雨が一層激しさを増した。
インドネシアでは豪雨により、スマトラ島の各地で繰り返し洪水や土砂崩れが発生した。公式発表によると、11月30日時点で行方不明者は406人に上っている。
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