FBIは、元ニューヨーク州知事室の副首席補佐官である孫雯(スン・ウェン)が中共に買収されていた多数の証拠を発見した。(GettyImages)

中共の世界的代理ネットワークが大規模に発覚  スパイ摘発と海外投資が示す組織的浸透

最近、中国共産党(中共)が各国で取り込んだスパイや代理人の存在が次々に明らかになっている。FBIは、元ニューヨーク州知事室の副首席補佐官である孫雯(スン・ウェン)が中共に買収されていた多数の証拠を発見した。また、カリフォルニア州では、中共のために軍事技術を盗んだ中国系アメリカ人が有罪を認めている。

一方、台湾政府も、退役軍人6人が中共に取り込まれていたことを確認した。さらに、中共のスパイがハンティング会社を装って各国政府職員をリクルートしていたことも判明している。これら一連の事件は偶然ではなく、中共が長年にわたり計画的に進めてきた組織的な工作であり、各国政府は警戒を強めている。

アメリカの研究機関で、ウィリアム・アンド・メアリー大学付属のAidDataは報告書の中で、2000年以降における中共の海外投資プロジェクトの総規模が2.1兆ドル(約315兆円)に達しており、先進国と発展途上国への投資額がほぼ半々であると指摘した。

▶ 続きを読む
関連記事
上海協力機構(SCO)首脳会議、習近平は加盟国を結集し、訪米を前に「対米カード」を示す思惑も。一方、中ロ印にはそれぞれの利害や思惑の違いがあり、結束の限界も浮かぶ。
ロシア大統領補佐官は1日、トランプ氏、プーチン氏、習近平が次回のAPEC首脳会議に合わせて会談する可能性があると述べた
韓国の国家情報院(NIS)は1日、トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記による首脳会談について、「いつでも開催される可能性がある」との見方を示した。トランプ氏は先日、年内の金正恩との会談に意欲を示したほか、米韓合同軍事演習の一部を縮小する考えを表明した。米朝の外交協議再開に向け、環境を整える狙いがあるとみられる
G20財務相・中央銀行総裁会議が8月31日と9月1日、米ノースカロライナ州アシュビルで開かれた。中共政府は、非市場的な政策や慣行、IMFによる監視、途上国の債務処理などに関する記述に反対した。
G20で中国だけが共同声明に同意せず。米財務長官は「世界最大で持続不可能な経常黒字」を抱える中国を名指しで批判。債務再編や貿易不均衡を巡り、米中の溝が改めて鮮明になった。