控訴裁が違憲訴え棄却 フロリダ州の中国資本による土地購入禁止が再び有効に
米フロリダ州は、中国共産党(中共)による浸透と脅威を防ぐことを目的として、中国国民による土地購入を禁じる法律を制定した。11月4日、連邦控訴裁判所はフロリダ州にこの法律を施行する権限があると裁定し、原告側が主張していた「差別的であり、違憲である」との訴えを退けた。
この判決を下したのは、アトランタにある第11巡回控訴裁判所で、3人の判事のうち2人の賛成によって、フロリダ州のデサンティス知事が2023年に署名した「上院法案第264号」の施行が認められた。
同法は「中国に居住する個人」および「中共と関係を持つ団体」がフロリダ州内で土地や不動産を購入することを禁じている。ただし、就労ビザや難民ビザを所持している人は例外であり、軍事施設から8キロ(約5マイル)以上離れた場所において、0.8ヘクタール以下の住宅用地を1か所に限り購入が認められる。
関連記事
EUの対中貿易赤字が急拡大。低価格輸入の流入を受け、EUは緊急措置や貿易防衛策の導入を示唆。交渉停滞なら単独措置も視野に、対中関係は緊張が続く
中共に3年間拘束された元中共中央テレビキャスター、成蕾氏は、中共が国境を越えて恐怖を広げていると警告し、民主・自由社会は声を上げ続けるべきだと訴えた
世界の物流を支える「海の大動脈」。ホルムズ海峡の通航料導入論が現実になれば、新たな国際ルールの前例になる可能性も。運河はなぜ有料で、海峡は無料なのか。その違いをわかりやすく解説
英国政府が承認した中共のロンドンメガ大使館計画をめぐり、地元住民団体が司法審査を求めた。住民側は、大規模デモや越境弾圧、安全上のリスクを十分に検討していないと訴えている
カナダ連邦政府に勤務していた中国系の元科学者が、政府文書2千件以上を複製し、中共側の機関に渡した疑いで起訴された。CSISは過去に少なくとも3回、当局に警告していた