元CIAエージェントが語る 中露「美女スパイ」の手口
元CIAエージェントが、中国とロシアによる「美女スパイ」を使ったハニートラップでアメリカの技術や国家機密が狙われている実態を証言。心理戦や長期的な関係構築による情報窃取のリスクが拡大している。
元エージェントのJ・マイケル・ウォーラー(J. Michael Waller)氏は、アメリカニュースメディア「FOXニュース」の取材に応じ、敵対国によるハニートラップを自らが実際に目撃し、経験したと語った。ウォーラー氏によれば、これらのスパイは機密情報を窃取したり、政治家を取り込んだりするなど、卑劣な手段でアメリカに対する優位を狙っているという。
ウォーラー氏は現在、シンクタンク「安全保障政策センター(Center for Security Policy)」で戦略政策上級分析官を務めている。
関連記事
欧州議会は6月16日、国境を越えた弾圧に対抗するための決議を採択。中共による海外での監視活動に焦点を当てている
英国で、国家安全保障法施行後、中共関連のスパイ活動で初の有罪判決。中共当局のために香港民主活動家らを監視したとして、男2人に禁錮刑が言い渡された
米国人記者トーマス・ポーケン被告が、中共の情報機関員の指示で情報提供や報告書作成を行い、報酬を受け取っていたことを認め、有罪答弁した。量刑は9月1日に言い渡される予定で、最長10年の禁錮刑などが科される可能性がある
ドイツ当局は、中共のために情報収集を行った疑いで中国系ドイツ人夫婦を逮捕した。大学や研究機関の先端技術、軍民両用技術の流出リスクに改めて注目が集まっている
米国がAI半導体「H200」の中国向け輸出を認めた後も、中共当局は国内企業に購入禁止を続けている。専門家は、中国側が規制の隙間を突き、先端半導体や海外の計算資源を迂回利用していると指摘。ファーウェイのチップについても、宣伝色が強いとの見方が出ている