2025年10月20日に中国共産党の最高指導部による重要会議「四中全会」が北京で開催予定。イメージ写真(Feng Li/Getty Images)
首都を覆う異様な緊張

北京が異常警戒 四中全会前に習近平体制を揺るがす前例なき粛清

中国共産党の最高指導部による重要会議「四中全会(しちゅうぜんかい)」が10月20日から北京で開かれるのを前に、首都全体が異様な緊張に包まれている。

会議を目前に控えた17日、中国国防部は突如、大将級の軍幹部9人を一斉に党籍・軍籍から除名した。いずれも中共党首・習近平が直接昇進させた側近であり、今回の処分は、「一族もろとも切り捨てられるような徹底粛清」と受け止められている。習近平の軍に対する支配力が揺らいでいることを示すとの見方も広がっている。

これにより、中央軍事委員会副主席をはじめ、各軍の主要ポストが一気に空席となり、軍の権力構造が大きく動揺している。四中全会では、こうした人事の補充を含む大幅な入れ替えが行われるとみられる。

▶ 続きを読む
関連記事
台湾国防部は12日、11日午前6時から12日午前6時までの24時間に、中国軍機5機と軍艦6隻が台湾海峡周辺で活動したと発表した。このうち軍用機3機は台湾海峡の中間線を越え、台湾北部および南西空域に進入した。これにより、それまで13日間続いていた中国軍機による台湾周辺活動の空白期間は終了した。
掃除機メーカー「追覓(Dreame)」傘下の新興企業が、200万基の衛星を量産する宇宙演算センター構想を掲げ、ネット上で「大ボラ吹き」と失笑を買っている。大躍進時代を彷彿とさせる過大な野心に批判が殺到中だ
なぜ中国は今になって「慰安婦問題」を蒸し返すのか? その裏に隠された日本から【沖縄を奪う】ための恐るべき罠とは?
中国のAI企業「覓熵」が、中東の米軍基地や空母の動向をリアルタイムで公開し、物議を醸している。商業衛星データをAIで解析し、軍事レベルの機密に近い情報を発信する同社と、中国軍との不透明な関係を追う
米CIAによるSNSを駆使したスパイ勧誘動画が、中国共産党内部を揺るがしている