モバイルバッテリーの安全性に再び注目
また火を噴いたモバイルバッテリー エアチャイナ機が緊急着陸=中国【動画あり】
中国・杭州発ソウル行きのエアチャイナ機で10月18日、座席上の荷物棚に入っていた乗客のモバイルバッテリーが突然燃え出した。火花とともに「バーン」という破裂音が響き、すぐに炎が上がったという。機内はたちまち煙で満たされ、客室は騒然となった。
「火だ!」「早く消火器を!」という叫びが飛び交い、荷物棚の扉が開いた瞬間、火は一気に燃え広がった。乗客の一人は「煙で前が見えなかった。荷物棚は真っ黒に焦げていた」と語る。
乗務員が消火器で火を消し止め、飛行機は上海浦東空港に緊急着陸した。けが人は出なかったものの、乗客の多くが「命の危険を感じた」と口をそろえ、「あと30分で目的地に着くはずだったのに」と肩を落とし、無念そうな表情を浮かべていた。
関連記事
中国の夜空でドローンが「謎の霧」を散布。十数省で相次ぎ報告され、焦げた臭いに住民が騒然。当局は沈黙したまま…何が起きているのか。
中国の鉄鋼業は不動産不況やインフラ投資減速により縮小傾向。2025年までに鉄鋼輸出が5割減少すると指摘している
小野田紀美科学技術相は5日の記者会見で、南鳥島沖で進められる国産レアアース採掘に向けた深海試験について、「我が国の経済安全保障上、極めて重要な取り組みだ」と述べ、研究開発への期待を示した。
中共外交部の報道官が数日間にわたり、サンフランシスコ平和条約(1951年)の合法性を否定し、国際法上の効力を持つのはカイロ宣言とポツダム宣言であると強調したことが、国際社会や法学界で議論を呼んでいる。日中間で「台湾有事」をめぐる外交的緊張が高まるなか、事態は新たな局面に入った
中国河南省で転落事故後に死亡した14歳少年の臓器提供を巡り、母親が「手はまだ温かかった」と疑念を示した。死亡判定や手続きの透明性にネット上で関心が高まり、事例は国内で波紋を広げている。