燃え盛る小米SU7の前で救助を試みる通行人ら、2025年10月13日、四川省成都市。(映像よりスクリーンショット)
国家イメージ優先の代償 封じられる真実と、繰り返される犠牲

中国EV小米SU7で「また」衝突・炎上 車のドア開かず運転手が死亡【動画あり】

中国のスマートフォン大手、小米(シャオミ)が手がける電気自動車(EV)「SU7」が10月13日未明、四川省成都市で高速走行中に前方の車に衝突し、対向車線に転倒・炎上した。

現場では通行人が車窓を拳で叩き割り、消火器で消火を試みたが、ドアも窓もロックされたまま開かず、運転手は脱出できずに車内で焼死した。

事故直後、中国のSNS上に投稿された現場映像が相次いで削除され、言論統制が行われたとみられる。しかし、ニュースは海外メディアでも伝えられ、小米の株価は同日、急落した。

▶ 続きを読む
関連記事
黒タク急増で10時間走っても赤字? 中国・東北でタクシーが一斉スト。追い詰められた運転手たちの町で何が起きているのか
冬に入って以降、中国の多くの地域で呼吸器系疾患が流行のピークを迎えつつあり、少なくとも17の省でインフルエンザが流行している。北京では他地域に先駆けて流行がピークに達し、インフルエンザの陽性率は45%近くに上っている
日本維新の会の石平参院議員は4日、自民党の麻生太郎副総裁が「(高市首相は)中国からいろいろ言われているが、言われるぐらいでちょうどいい」と発言したことについて、「むしろ、中国から文句の一つも言われない日本の指導者の方が要注意であろう」と同意した
湖南省の湘雅二病院で新生児が2度の開胸手術後に死亡した。遺族は医療ミスを疑い、病院側は死亡原因も監視映像も示していないという。ECMOや呼吸器の取り外しも同意なしとされ、危篤時も父親は面会できなかった
中国SNS「ウェイボー(微博)」で異例の凍結ラッシュ。「于朦朧事件」に触れた人は次々と凍結され、利用者の怒りが高まっている。