崩落した高速道路の現場、2025年10月7日、広西チワン族自治区百色市(映像よりスクリーンショット)
豪雨を言い訳に繰り返される中国の崩落事故

中国でまた高速道路が突然崩落 雨のせい? それとも「手抜き工事」のせい?

10月7日夜、中国南部を東西に貫く主要幹線、広州—昆明高速道路(G80広昆高速)で崩落事故が発生した。広西チワン族自治区の百色(ばいせい)市付近で、長さ約30メートル、深さ2メートルを超える大きな陥没が確認され、道路は完全に封鎖された。

官製メディアは「連日の大雨で川の水位が上がり、地面がゆるんだ」と説明した。とまあ、つまりはいつものように「雨のせい」である。だが世論は冷ややかだ。誰もそんな説明を真に受けない。「周囲は無事なのに高速だけ崩れるのはおかしい」「どうせまた手抜き工事だろう」皮肉と怒りの声が民間で渦巻いた。

実は「天候のせい」は、中国当局のお決まりの説明だ。

▶ 続きを読む
関連記事
台湾で習近平を風刺したコメディアンが、汚物をかけられた後、車ではねられ負傷。検察は中国籍の人物が45万台湾ドルで襲撃を依頼した疑いを指摘し、台湾人5人を起訴。台湾当局は中国共産党による越境弾圧を強く非難
アメリカのトウモロコシ畑とインドネシアの農園で、中国の民間ロケットの一部とみられる残骸が相次いで見つかった。いずれもけが人はいない。出所の確認が進む中、使用済みロケットの処分方法と安全対策が問われている
中国共産党がSNSの偽アカウントを使い、米国社会の分断をあおっていると米上院議員が警告。法輪功や神韻芸術団を標的とした偽情報工作、米国政治への介入疑惑が浮上している。専門家は規制強化を求め、米司法省も越境弾圧への取り締まりを進める
大紀元が中共の政法機関による監視データベースを独自入手。1万人以上の情報が記録され、海外SNSのアカウントから身元や住所を特定する実態が浮かび上がった。民主活動家や法輪功関係者らへの越境弾圧、被害者の証言、米国とカナダの対抗措置を追う
中国・北京で高齢化が加速。2025年末時点で60歳以上は常住人口の24.3%を占め、2035年には3人に1人を超える見通しだ。労働力人口の縮小や年金支出の増加が、中国経済の重荷となっている