洪水に取り残された広西チワン族自治区の村、2025年10月上旬、広西。(映像よりスクリーンショット)
寄付しても届かない 沈黙の反発が広がる

0.2円の寄付に込められた怒り 中国の台風義援金が映す「信頼崩壊」

台風の直撃を受けた中国・広西チワン族自治区で、災害義援金に「0.01元(約0.2円)」といった超少額の寄付が相次いだ。

公開された寄付明細には、0.01元(約0.2円)、0.02元(約0.4円)、0.1元(約2.2円)といった金額がずらりと並び、ネット上で「善意ではなく、抗議だ」と大きな反響を呼んでいる。

9月下旬から10月初旬にかけて、台風が広西各地を連続して襲い、洪水や土砂崩れで多くの家屋が浸水した。10月6日に発表された百色市慈善総会の募金報告によると、寄付総額は184万元(約3900万円前後)にのぼったが、その中には「1分(0.01元=約0.2円)」といった超少額の寄付が20件以上も含まれていた。

▶ 続きを読む
関連記事
CCTV春晩が異例の青・黒基調に。例年の赤一色から一転し、SNSで「暗い」と話題。「赤馬紅羊劫」の伝承がささやかれ、1966年の文革を想起させる不穏な演出に注目
中国の新年コンサートで「踏馬迎春」という曲が話題に。馬年の縁起語のはずが、発音は強い罵り言葉とほぼ同じ。祝福か皮肉か。ネットでは「本音のガス抜き」との声も
中国の旧正月特番が炎上。「4時間笑えなかった」との声に加え、批判コメントが表示されない疑惑も拡大
中共は輸入関税の全面免除を通じて対アフリカ経済関係の拡大を打ち出しているが、専門家からは、経済支援の側面だけでなく外交・政治戦略としての狙いを指摘する声も上がっている
米テキサス州のケン・パクストン司法長官は17日、ネットワーク機器メーカー「ティーピーリンク」を提訴したと発表した。訴状では、同社が製品の販売にあたり誤解を招く宣伝を行ったほか、中国共産党が米国の消費者の所有する家庭内機器にアクセス可能になると指摘