イメージ画像。北京天安門広場で警備する中国警察(Feng Li/Getty Images)
――沈黙を拒んだ一人の公務員が見た「中国の現実」

中国の公務員が共産党脱退 自宅周辺での監視を告発

10月2日深夜、湖南省冷水江市の陳情局職員、樊喜華(はん・きか)さんが、中国共産党から「党籍および公職の同時剥奪」という重い処分を受け、大紀元の脱党サイトを通じて「共産党からの決別」を宣言した。

樊さんによると、当局からの処分通知には次のように記されていた。

「陳情者を助け、陳情文書を何度も代筆・修正し、一部市民に繰り返し上訴を促した。職務上の立場を利用して陳情者を支援し、党のイメージと公信力を著しく損なった」

樊さんはこの「罪状」を否定せず、静かに次のように記した。

「罪名は自分にぴったりだ。庶民を助けたことで罪に問われるなら、本望だ」

▶ 続きを読む
関連記事
福建省漳州刑務所に収容されていた元収容者が、劣悪な生活環境、強制労働、体罰、政治教育の実態を証言した。中国の刑務所における人権侵害の一端が浮かび上がっている
中国・広西で洪水により養殖場が破壊され、約900匹のヘビが逃走。コブラ流出の懸念も広がり、住民の咬傷被害が発生、1人が死亡。産業への影響も懸念されている
中国広西で豪雨とダム決壊により大規模洪水が発生。貴港市の学校では1万人超の教職員と学生が孤立し、物資不足や避難遅れが深刻化。毒蛇流入の報告もあり、救助体制の不備が浮き彫りとなっている
EVやAI、海外の港への投資まで軍事戦略と一体化。中国が進める世界規模の構想とは?
習近平政権は「反腐敗は長期戦」と強調。しかし内部関係者は、「本当の狙いは不忠な幹部の排除だ」と指摘する