イメージ画像。北京天安門広場で警備する中国警察(Feng Li/Getty Images)
――沈黙を拒んだ一人の公務員が見た「中国の現実」

中国の公務員が共産党脱退 自宅周辺での監視を告発

10月2日深夜、湖南省冷水江市の陳情局職員、樊喜華(はん・きか)さんが、中国共産党から「党籍および公職の同時剥奪」という重い処分を受け、大紀元の脱党サイトを通じて「共産党からの決別」を宣言した。

樊さんによると、当局からの処分通知には次のように記されていた。

「陳情者を助け、陳情文書を何度も代筆・修正し、一部市民に繰り返し上訴を促した。職務上の立場を利用して陳情者を支援し、党のイメージと公信力を著しく損なった」

樊さんはこの「罪状」を否定せず、静かに次のように記した。

「罪名は自分にぴったりだ。庶民を助けたことで罪に問われるなら、本望だ」

▶ 続きを読む
関連記事
中国で「免許離れ」が加速。少子化だけでなく、若者の「車を持たない」選択も広がっている
第2回世界人型ロボット競技大会に出場を予定している中国の人型ロボット1台が短距離走テスト中、カーブで進行方向を適時に修正できず、コース脇の配電盤に正面から衝突。腰部の関節を損傷し、火花が飛び散ったことがSNSで話題になっている
中国各地で、80代の高齢法輪功学習者が相次いで拘束・収監されている。脳血栓や重度の高血圧を抱える人も例外ではない。 高齢者にまで及ぶ弾圧の実態を追う
中国で出国者への審査が強まっている。上海浦東国際空港では個人情報の記入やスマホ検査を求められたとの報告があり、米国では一部の中国人がパスポート更新を拒否されるケースも出ている
中国共産党(中共)財政部のデータによると、2026年上半期の国有土地使用権譲渡収入は9778億元にとどまり、前年同期比31.5%減少した。2021年上半期に記録した最高水準と比べると、すでに7割以上縮小している