渋滞で車を降り、路上で理髪や麻雀を始める人々、2025年10月4日、中国各地。(映像よりスクリーンショット)
車が動かないなら、楽しめばいい?

渋滞も行列も国の風物詩? 中国の連休あるある

観光地は閑散、サービスエリアのトイレは長蛇の列、高速道路は車でぎっしり。建国記念日の8連休が始まると、中国全土が再び「集団疲労週間」と化した。

中国交通運輸省の予測によれば、この連休中の国内移動は延べ23億6千万人。そのうちおよそ8割にあたる18億7千万人が自家用車による移動とされる。実際、広東省では9月30日だけで約1千万台が高速道路に流れ込み、過去最多を更新した。

一部高速では、動かぬ車列にしびれを切らした人々が車を降り、「苦行」を「娯楽」に変えるという前向きな境地に達した。釣り、麻雀、路上理髪、露店など。高速道路は、いつの間にか「動かぬ娯楽場」と化した。

▶ 続きを読む
関連記事
ネパール大洪水の被害を拡大させたのは気候変動ではなく、それを恐れるあまり地質学的に脆い渓谷へダムや作業員を過密に投入した性急な再エネ開発だった。気候対策の暴走が生んだ人災の側面を鋭く告発する論評
チベットで発生した大規模な土石流で多数の死者と行方不明者が出ている。法学者の袁紅氷氏は、中共による「略奪的な資源開発」がチベットの生態環境や災害リスクを悪化させていると批判
ネパールとチベット国境で発生した大規模土石流をめぐり、両国の情報公開に大きな差がみられる。中共は現場映像の削除や外国人記者の取材制限、「正能量」を強調する報道が指摘されている
中国の人権派弁護士、王夏紅氏が家族とともに台湾で庇護を求めた。シオン教会の弁護を担当したことで中共当局から圧力を受けており、台湾当局は一家4人に「人道的滞在」を認めた
約50日の間に3つの台風が浙江省玉環市付近に相次いで上陸し、中共海軍基地周辺を襲った。異例の進路や記録的な長寿命、上海の豪雨など、相次ぐ異常現象を追う