写真はロシアの油田。(TATYANA MAKEYEVA/AFP via Getty Images)

G7 ロシア産原油輸入国への制裁強化を決定 凍結資産全額活用も合意

G7財務相はロシアのウクライナ侵攻を受け、ロシア産原油の購入を続ける国や制裁回避に関わる団体への制裁強化を決定。さらに、凍結されたロシア国家資産の全額活用によるウクライナ支援にも合意し、対ロ経済圧力を世界規模で強化している。

主要7か国(G7)の財務相は10月1日、オンライン形式で会議を開き、ウクライナ戦争の終結を目指してロシアへの圧力を強化するため、共同行動を取ることで合意した。

財務相は共同声明で、G7が大規模な制裁をさらに強化する意向を明らかにした。今回の行動は、ロシア産エネルギーを継続して購入している国々を対象とするだけでなく、各国の法的枠組みのもとで自国の管轄下にある「ロシアの主権資産(RSAs)」の資産全体を活用し、ウクライナ支援に充てるという初めての方針も示した。

▶ 続きを読む
関連記事
英情報機関GCHQは、ロシアのウクライナ侵攻以降の戦死者数が50万人に迫ると分析。前線では後退の兆候も見られ、損耗が補充を上回る可能性を指摘
ウクライナ戦争で無人機が戦局を一変。低コストで高精度の攻撃・迎撃を可能にし、秘密工場での大量生産が加速。戦争は「情報技術戦」へと進化している
ロシアとウクライナは、5月9日から11日までの間にそれぞれ1千人の捕虜を解放し、停戦を遵守することに合意した
防衛研究所の報告書に基づき、ウクライナ侵攻の裏で進行する中露のドローン生産ネットワークの深層を解説。中国による部品供給や制裁回避の複雑な仕組み、そしてそれがもたらす深刻な安全保障上の脅威に迫る
ウクライナの無人機がロシアの石油港を襲撃し、輸出インフラに深刻な打撃を与えた。一方、ロシア軍の進軍は通信ツールの制限により鈍化