プーチンと習近平の臓器移植発言で 高官の延命プロジェクトに再注目

中国共産党の習近平総書記とロシアのプーチン大統領は、北京で行われた軍事パレードの場で臓器移植について言及し、その映像が国際社会に波紋を広げた。この発言は、党内での存在が取り沙汰される「981首長健康プロジェクト」と関連づけられ、注目を集めている。

同プロジェクトは、最高指導部の寿命を150歳まで延ばすことを掲げる一方で、その実態には臓器移植をめぐる深い闇が潜んでいるとの指摘がある。こうした中、ロイター通信は9月5日、中国中央テレビからの要請を受け、両首脳の発言部分を映像から削除したと明らかにした。

プーチンは習近平に対し、「バイオテクノロジーの進展により、人間の臓器は次々と移植できるようになり、人はますます若返り、さらには不老不死さえ可能になるかもしれない」と語り、習近平は「予想では、今世紀には人類が150歳まで生きることができるようになるかもしれない」と述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
失踪から30年のパンチェン・ラマや重刑に直面する黄之鋒、黎智英らを取り上げ、中国共産党による香港・チベットでの弾圧を告発。指導者を奪われ沈黙を強いられる世代の実態と、国際社会が記憶し続ける意義を問う
米議会公聴会で法輪功の広報担当者が証言。中国共産党が米国内で展開する暴力、脅迫、世論工作などの国境を越えた弾圧を告発し、その手口はやがて他の集団や米国の主権にも向けられる危険な常套手段であると警告した
習近平訪米を機に、中国で不当拘束されている政治犯の家族らが米政府へ釈放の働きかけを求めている。信仰や言論の自由を理由に引き裂かれた家族の苦境と、風化にあらがい希望を繋ぐ支援者らの声を追った国際人権レポート
第81回国連総会の開幕に合わせ、NYで法輪功学習者が集会を開催。中国国内での長期にわたる迫害の実態や、海外にまで及ぶ国境を越えた弾圧の停止を求め、穏やかな煉功とともに国際社会へ訴えかけた
中国では新型コロナの感染が繰り返される一方、高リスクな生物研究やAIと生物学の融合も進んでいる。微生物学者の林暁旭氏が指摘する、中国で重なり合う生物学的リスクとは何か