ドナルド・トランプ大統領は2025年8月1日、メリーランド州アンドリュース統合基地から大統領専用機エアフォースワンに搭乗した。Anna Moneymaker/Getty Images

トランプ政権の戦略的思考 技術と資源で挑む米中競争の次なる舞台

中国共産党政権による地政学的影響力拡大や先端技術分野での競争に対抗するため、米国は最近、新たな政策措置や規制を打ち出した。半導体やAI技術、量子コンピューティングなど戦略的分野への投資制限や輸出管理が中心で、多くの専門家はこれを「米中間の新たな競争の幕開け」と位置付けている。

米中の経済・技術面でのデカップリングに向かう可能性が指摘されるなか、米国の一連の新たな動きはその傾向をさらに確実なものとしている。情報筋によれば、トランプ政権は「半導体法案」の資金配分を見直し、一部を国内での希少鉱物採掘や半導体サプライチェーン強化に振り向ける計画である。

また、同法案の支援手法も見直され、従来の「無償補助金方式」から「補助金と株式交換」のハイブリッド型へと改められた。これにより、米国内の生産基盤強化と技術独立の両立を図る狙いがあるとみられている。

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