トランプ米大統領 (Photo by Andrew Harnik/Getty Images)

米国 レアアース調達案を聴取 対中戦略でミャンマー産を検討

レアアースの供給は、米中戦略競争における重要な問題の一つだ。ドイツのメディアが、中国のレアアースの多くがミャンマーから供給されていることを明らかにした後、最近、複数の関係者が、トランプ政権がミャンマーの豊富なレアアース鉱物の供給を中共から米国へ移行する方法について、さまざまな意見を聴取したことを明かした。

ロイター通信は7月29日、4人の関係者から得た情報として、トランプ政権がミャンマーの豊富なレアアース鉱物の供給を中共から米国に移行する方法について、さまざまな提案を聴取したと伝えた。

提案の一つは、ミャンマーの軍事政権と交渉し、少数民族武装グループ「カチン独立軍」との平和協定を推進するというものだ。もう一つの提案は、米国がミャンマーの軍事政権を迂回し、直接カチン独立軍と協力することを主張している。

▶ 続きを読む
関連記事
戦争や物価高が続いても、世界の旅行熱は衰えない。2026年の旅行支出は過去最高の7.8兆ドルに達する見通しだ。物よりも思い出や体験を重視する消費者が増え、高級旅行の需要も伸びている
香港の民主活動家・黄之鋒氏に新たに懲役10年の判決。釈放は2036年にずれ込む見通しだ。評論家らは今回の判決を厳しく批判し、中共による民主派弾圧を非難
欧州議会議員14人が、中国BYD車の安全保障リスクを問題視し、EUに調査と公共調達からの排除を要求
フランスの血液保管施設がサイバー攻撃を受け、冷凍庫の設定温度が最高110度に改ざんされた疑いが浮上。血液製剤に被害はなかった。欧州各国でも冷蔵・冷凍設備へのハッキング被害が報告されている
英国議会の委員会が、中国製コネクテッドカーやIoT機器の安全保障リスクを警告。中共による情報収集や遠隔操作を懸念し、重要インフラへの導入制限を提言した。英国の大学と中共軍関連機関の共同研究にも警鐘