水道水異変を訴える市民の投稿、中国・杭州市、2025年7月16日以降。(スクリーンショット)
「下水の臭い」「黄色い水」 原因不明のまま不安拡大

中国・杭州市で水道水異変 住民に健康被害も

中国屈指の観光都市・杭州市。世界遺産に登録された西湖(せいこ)の美しさは古くから詩や絵に詠まれ、「天上の楽園」と称えられてきた。近年はアリババ集団の本拠地としてIT産業の先端を走り、歴史と現代が融合する「水と緑と経済の都」として知られる。そんな杭州で、まさかの水道異変が起きた。

7月16日午前、中国・浙江省杭州市余杭(よこう)区の複数の住宅地で、水道水が突然黄ばみ、下水のような異臭を放つ騒動が発生した。

「蛇口をひねった瞬間に部屋中が臭くなった」「沸かしても臭いが消えない」「臭い水で炊事したら体調を崩した」「手を洗ったら臭いが取れない」「シャワーで体じゅうが臭くなった」「歯磨きで吐きそうになった」「顔を洗ったら肌が荒れた」など、異臭や体調不良を訴える声が相次ぎ、市民の間には動揺が広がっている。

▶ 続きを読む
関連記事
2026年CCTV春晩でロボット企業が集中登場、ロボットの射撃AI動画も拡散。専門家は中共の兵器化・軍民融合戦略を指摘し、軍需偏重で民生圧迫の経済構造危機を分析
中国共産党中央軍事委員会の権力交代をめぐり、旧正月前後にかけて例年とは異なった雰囲気を見せている。複数の情報筋が明らかにしたところによると、今年の旧正月期間中、軍内の各級将官の多くが帰省を見送り、北京に滞在する将官らも外出を控えるなど、全体として慎重な動きが目立ったという
中国広西で、68歳の男性と知的障害のある女性の間に9人の子供がいるとする動画が公開され、生活実態や身元を巡りネット上で議論が広がった。現在、関連する動画や投稿は中国のインターネット上から削除されている
軍副主席・張又侠の拘束説が流れる中、習近平の姉・斉橋橋ら家族にも「外出禁止令」が出たとの衝撃情報が浮上
中国当局は3年連続で成長目標達成を強調するが、不動産不況や企業収益の悪化、地方政府の目標引き下げといった現実は、その数字と噛み合わない。筆者は整い過ぎた統計の数字よりも、企業や地方の現場から聞こえてくる悲鳴のほうが、いまの中国経済の実態を雄弁に示していると思う