夜の街を駆け巡る中国の若者大軍による「自転車騎行ブーム」が再燃
北京でも「夜の集団サイクリング」がブーム 若者が求めるのは「風」それとも「自由」か
北京中心部を東西に伸びるメインストリートが長安街だ。10車線以上あるこの広すぎる目抜き通りでは、この頃、夜な夜な若者や会社員らが自転車にまたがり、集団で走る姿が見られた。
この一見健康的なブームの背景には、現代中国における閉塞感と精神的重圧があるとされ、当然そこにも政府の監視の目が光っていた。
参加者の多くは、学業や仕事でストレスを抱える大学生や会社員たちであり、「日中に押し込められた息苦しさを夜風で洗い流したい」「ストレスを解放したい」「風に当たって息をしたい」と多くの参加者が口にした。
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