イギリス北海にある風力発電用のタービン。(ANDY BUCHANAN/AFP via Getty Images)

米国 英国の中国風力企業進出に警鐘 国家安全保障リスクを指摘

アメリカ政府は、中国の風力タービン大手・明陽智能によるイギリス進出計画に対し、国家安全保障上のリスクがあると警告した。イギリス政府は、投資の可否を慎重に審査しており、中国企業の欧州エネルギー市場への進出が新たな国際的懸念となっている。

ワシントンは、イギリス政府に対し、明陽智能(MingYang Smart Energy)社がイギリス国内に建設を予定する工場が、国家安全保障に悪影響を及ぼす可能性を指摘した。アメリカ政府当局者が「フィナンシャル・タイムズ」に対して、明陽社によるスコットランド工場建設と北海風力発電所向けの設備供給に関し、トランプ政権が懸念をイギリス政府に伝達したと明かした。

この警告は、イギリス政府が投資の可否を検討していたタイミングと重なった。明陽社は民間企業であり国有企業ではないが、外部からは、中国共産党(中共)当局の影響力が同社の経営判断に及ぶとの見方が広がっている。

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