イメージ画像。(Shutterstock)
米検察官「国家安全保障上の最も深刻な懸念を引き起こす事案だ」

「農業テロ」可能な病原菌持ち込み 米検察が中国籍男女2人を起訴「中共関与」の疑いも浮上

6月3日、米連邦検察は、農業テロに用いられる恐れのある危険な病原菌を、研究のため違法に米国に密かに持ち込んだとして、中国籍の男女2人を連邦法違反(密輸、共謀、偽証など)で起訴したと発表した。

起訴されたのは、ミシガン大学の研究所に勤務していた中国人学者・簡雲清(Yunqing Jian、33歳)と、その交際相手である劉尊勇。ロイター通信は、米連邦捜査局(FBI)の訴状では、現在中国に滞在している簡が昨年7月、知人の劉のもとを訪れた際にこの病原菌を米国に持ち込んだことを明らかにしている。簡は、劉が勤務するミシガン大の研究所で研究を行うために、違法と知りながらこの菌を持ち込んでおり、電子メールなどの通信記録から、2人が男の渡米前から生物材料の送付や研究内容についてやり取りしていたことも明らかになったという。

農業テロ(Agroterrorism)は意図的に家畜や作物、農業インフラに被害を与えることによって、国家や社会、経済に打撃を与える行為を指し、特にバイオテロ(生物テロ)の一種として位置づけられることもある。ロイター通信は司法省が、この病原菌は一部の作物で赤かび病を発症させ、農業テロの兵器になり得ると分類されていることを明らかにしたと報じた。赤かび病によって全世界で毎年数十億ドル相当の被害が発生しているという

▶ 続きを読む
関連記事
ミュンヘン安全保障会議において、中共政府側からの激しい対日批判に対し、日本政府が毅然とした反論を行い、台湾問題の平和的解決を改めて訴えたことについて、台湾外交部(外務省)は16日、Xで、外務省に対して「心より感謝する」と謝意を表した
ポーランドのヴロツワフ動物園で、小さなキョンがサイの飼育エリアに入り込んで、自分の100倍以上の重さがある犀に対しても、縄張りとパートナーを守るために宣戦布告してしまった
頼清徳氏は、台湾は国防力と経済の強靭性を継続的に強化し、同盟国と連携して抑止力を高める必要があると強調した。中共が台湾を奪取した場合、日本やフィリピンなど他の国々も次の標的になり得ると指摘
イラン外務省のタクトラバンチ外務次官は、核協議を巡り譲歩する用意があると表明した
トランプ大統領は2月15日、自身が設立した「平和理事会」の加盟国が、ワシントンで開かれる初会合でガザ地区の人道支援と復興に向け総額50億ドル以上の拠出を表明すると明らかにした