ソフトバンク孫正義氏 日米共同政府系ファンド構想を提唱
ソフトバンクグループ(SBG)の孫正義会長兼社長が、日米両国が共同で運営する政府系ファンド(ソブリン・ウェルス・ファンド、SWF)を創設する構想を提唱した。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が25日に報じたもので、米国内の技術やインフラ分野に大規模な投資を行うことが主な目的とされる。
この構想は、孫氏と米国のスコット・ベッセント財務長官による直接協議で取り上げられ、日米両国政府の高官にも概要が伝えられている。ただし、現時点では正式な提案には至っておらず、今後の具体化は未定だ。
ファンドの運営については、日本と米国の財務省が共同で所有・運営する形が想定されている。さらに、他の投資家が有限責任パートナーとして出資できるだけでなく、日米の一般国民にも少額出資の機会を提供する可能性もあるという。FTの報道によれば、ファンドの投資計画を実効性あるものとするためには、初期資本として3千億ドル(約43兆円)が必要になる見通しが示されている。
関連記事
最新の調査によると、中国で事業を展開する日系企業の数が過去最少となり、直近2年間で4千社以上が中国市場から撤退した。統計を開始した2010年以降で最も少なく、ピークだった2012年と比べて約3割減少した。
厚生労働省が10月7日に公表した「毎月勤労統計調査」の2026年8月分結果速報によると、物価変動の影響を除いた1人当たりの実質賃金は、消費者物価指数(総合)を基準にすると前年同月比1.9%増となり、9か月連続で前年を上回った
原油価格の上昇やインフレ懸念を背景に世界的な債券安が進むなか、日本国債の利回り上昇は主要7か国(G7)の中で最も小幅にとどまった。日本は国内総生産(GDP)比で200%を超える政府債務を抱える一方、政府が保有する金融資産を差し引いた純債務は粗債務を大きく下回った。
日本銀行は金融政策決定会合で、政策金利を1.25%に引き上げることを決めた。1.25%は1995年以来、31年ぶりの高水準となる。利上げは前回から3か月ぶりで、これまでよりもペースを速めて利上げに動いた形となった。
総務省は2026年8月の全国消費者物価指数(2025年=100)を発表した。価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数(コアCPI)は102.0となり、前年同月比1.7%上昇した。