2025年5月2日、米インド太平洋軍司令官パパロ将軍は、米軍の戦闘能力は中国共産党軍に対して重要な優位性を持っていると述べた(Photo by MARCO GARCIA/AFP via Getty Images)

台湾海峡で紛争が勃発しても米国は中国を倒せる=米インド太平洋司令官

サミュエル・パパロアメリカインド太平洋軍司令官は5月2日、仮に現時点で台湾海峡において衝突が発生した場合、アメリカは中国共産党(中共)を打ち負かすことが可能であると述べた。ただし、パパロ司令官は慎重に、急速に軍備を拡張する中共によって、アメリカが直面する課題は増大していると付け加えた。

2024年5月初旬、パパロ司令官はジョン・アキリーノ氏の後任として、米軍のインド太平洋地域における最高指揮官に就任した。インド太平洋軍司令官として1年を迎えた節目に、パパロ司令官は台湾海峡における潜在的な衝突についての見解を述べた。

『フィナンシャル・タイムズ』が3日に報じたところによれば、パパロ氏はアリゾナ州で開催されたマケイン研究所主催の年次セドナ・フォーラムにおいて、「現有の戦力をもってすれば、もし今衝突が起きても、アメリカが勝利を収めることができる」と語った。

▶ 続きを読む
関連記事
米FBIのパテル長官は原和也内閣情報官と会談し、高市政権が進める「国家情報局」新設への歓迎と連携強化を表明した。サイバー防衛や防諜、テロ対策の分野で日本を全面的に支援し、日米の情報連携をさらに強固にする姿勢を示している
現在の日本の情報収集力は「欠陥商品」なのか? 航空自衛隊幕僚長と情報本部長を歴任した外薗健一朗氏が、日本版CIAとも言える「対外情報機関」の創設やスパイ防止法の必要性を解説。自国を守るための新たなインテリジェンス戦略に迫る
米国のNATO離脱という可能性が現実味を帯びる中、欧州の指導者たちは、米国の支援を得られない状況で自国軍がどこまで戦えるのか、その真価を問い直している
小泉進次郎防衛大臣は4日、ジャカルタでインドネシア国防大臣シャフリー・シャムスディンと防衛協力協定に署名した。同協定では、人員交流、教育・訓練、防衛産業、共同訓練、災害対応など幅広い分野における両国の防衛協力の枠組みを定めている
インド太平洋地域における中共の膨張する軍事的野心に対抗するため、米国は長年にわたりアジア太平洋の同盟国に対して協力の強化・拡大を求めてきたが、今年ついにその成果が結実した。