2011年9月12日、内モンゴル自治区オルドス市に空のアパートが立ち並ぶ。人口不足のため一般に「ゴーストタウン」と呼ばれるこの都市は、150万人を住まわせるために建設中で、地元住民からは「中国のドバイ」と呼ばれている。 AFP PHOTO/マーク・ラルストン (写真提供:マーク・ラルストン/AFP) (写真提供:マーク・ラルストン/AFP、ゲッティイメージズ経由)

中国で空き家が30億人分  「ゴーストタウン」が増加

中国の経済成長率は年々下方修正され、貿易の過剰生産や内需の低迷、住宅市場の冷え込み、不動産開発業者の財務困難が続く悪循環の中で、長期にわたって蓄積された不動産投機バブルが崩壊し、各省市で空き家率が高く、人が少ない「ゴーストタウン」が増加している。

中国の不動産バブルが崩壊し、住宅供給が深刻に過剰になり、多くの地域がゴーストタウンと化している。ネットユーザーが共有した動画には、高層ビルが立ち並び、人がほとんどいない様子が映し出されている。

米国の『ニュースウィーク』が3月21日に報じたところによると、中国の不動産市場は2020年頃に凍結状態に陥り、全国で約6千万~8千万戸の住宅が空き家となり、さらに数百万戸が未完成のまま残っているとのことだ。

▶ 続きを読む
関連記事
中国共産党(中共)当局はこれまで一貫して、政府債務リスクは全体として安全かつ抑制可能であると主張してきた。「2 […]
中露やイランが推進する「脱ドル化」と人民元の国際化。しかし最新データは、その勢いがロシア制裁による一時的な代用需要に過ぎず、既に下落に転じている実態を暴く。揺るがぬドルの覇権と人民元の限界を鋭く分析
トランプ政権が敵対的政権の金融センターを標的に定めたことで、中国に対する米国の「戦略的曖昧さ」の時代は終焉を迎えた
ホルムズ海峡の緊張が続く中、中共当局は封鎖解除を強く求めている。背景には原油の大半を中東に依存する構造があり、米軍の封鎖強化で供給不安が現実味を帯びる。内需低迷も重なり、経済への打撃回避が急務となっている
4月の中国による米国からのエタン輸入量は80万トンに達する見込みで、過去最高を更新する。この数値は通常の平均水準を60%上回る