中国鉄鋼業 2024年に収益が半減以下に
中国の鉄鋼業界が深刻な収益悪化に直面している。中国の国家統計局の発表によると、2024年の中国鉄鋼業の利益総額は前年比54.6%減の291億9千万元(約6130億円)にとどまった。この数字は、過去3年連続で1千億元を下回っており、業界の苦境が長期化していることを示している。
特に注目すべきは、この利益総額が新型コロナウイルス感染症の流行前である2019年の約1割程度にまで落ち込んでいることだ。さらに、過剰生産による鉄鋼不況に見舞われた2015年の590億元の半分程度という厳しい状況に陥っている。
この収益悪化の主な要因は、鋼材の販売価格の大幅な低下にある。中国の鉄鋼メーカーは輸出を増やすことで販売量を高水準に保とうとしたが、それでも価格下落の影響を避けることはできなかった。
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